忍者ブログ
自然に触れる機会が少なくなったベトナムの都会っ子たちのために、 レジャー感覚で野菜作りができる体験農場を運営しています。
 4 |  5 |  6 |  7 |  8 |  9 |  10 |  11 |  12 |  13 |  14 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日の夕方に見てみると、すでに本葉が出ていました。昨日の撮影時点から、約1日半が経過しています。


種は3つ蒔きましたが、すべて発芽しました。


ベランダに植えてあるので、みんな太陽のほうに向かって伸びていますね。もうすぐ娘が幼稚園から帰ってくるので、これを見たらきっと喜ぶでしょう。

拍手[0回]

PR
農場から持って帰った苦瓜の種を試しにベランダに蒔いておいたのですが、今朝見てみると芽が出ていました。

苦瓜の芽

拍手[0回]

晩御飯の後で家の外に出て涼んでいたら、ホタルが飛んできました。

都会の子供たちはホタルという昆虫の名前は知っていても、実際にホタルを見る機会はほぼありません。

娘を呼んでホタルを見せたら、「光ってる、光ってる。ホタルが光ってる」と叫んで、とても喜んでいました。初めてホタルを見たはずですが、自宅でテレビの動物・昆虫番組を良く見ているので、ホタルのことは知っていたようです。

この辺ではずいぶん前にホタルがいなくなってしまったそうですが、ここ4~5年前からホタルが再び姿を見せるようになったそうです。

その原因ですが、農家が米を栽培しても利益が出ない、若者の都市への流出で後継者がいないなどの理由で休耕地が増え、その結果として農薬の散布が少なくなったため、ホタルが復活したということです。

農業をやめたことで自然が戻ってきたという何とも皮肉な話ですが、問題は農業自体にあるのではなく、農薬・化学肥料の乱用に象徴される農業の効率化が原因だと思います。本来は、自然循環機能により土地が浄化されたり、田んぼの保水機能が働いて水害を防いだりといったように、農業をすることによって豊かな自然がはぐぐまれてきたはずです。

農薬・化学肥料を扱う企業はまず手始めに、彼らの製品を使えば収穫量が増える上に作物の世話も手間がかからなくなると大宣伝をしました。さらに、製品を試用品として無料で配ったり、分割払いで購入できるようにしたり、銀行でローンを組みやすいように便宜をはかったりして、ベトナムでも多くの農家が農薬や化学肥料を大量に使用するようになりました。

確かに初めのうちは格段に収穫量が増えましたが、だんだんと土地が痩せてきて、それに伴い農薬や化学肥料の使用量を増やさなければならなくなってきます。こうなれば農薬・化学肥料を扱う企業の思う壺で、彼らばかりがどんどん儲かり、農家は借金が返せなくなってしまい、ますます貧乏になるという悪循環に陥ってしまいます。

その結果、農家が農業では生計を立てられなくなり、それに加えて外国資本による工業団地が次々とできて大量の労働力が必要になったことから、農業を捨てて都会に働きに出る若者が多くなりました。

ホタルのロマンチックな話から、いつのまにか農業問題のお堅い話になってしまいましたが、ホタルを見ながら考えさせられてしまいました。

追記:
あくまでも、農産物の生産効率を上げるために、生態系や人体に害を与えるほど農薬・化学肥料を使用することは考え直さなければいけないという意味で、農薬・化学肥料を使用すること自体が駄目で、無農薬・有機肥料栽培なら絶対に良いとは考えていません。

また、農薬・化学肥料を扱う企業の販売方法については、自社製品の効果ばかりを強調し、その使用による悪影響をきちんと知らせず、農家に判断材料・選択肢を与えていないところに問題があると思います。

「僕の農場」の活動は、農作物を育てる喜び・収穫する喜びを都会っ子たちに共有してもらい、豊かな社会の形成に結び付けたいというのが趣旨であり、農産物の生産効率を上げて経済効果を高めること(そうしないと農業という産業自体が衰退してしまうので難しい問題ですが)が目的ではないので、効率や合理性ばかりを追求する最近の社会風潮に反対する意味もあって、できれば無農薬・有機肥料栽培のほうが良いのではないかと考えました。

拍手[0回]

農場の一番奥にアリ塚ができていました。

ちょうど隣の土地との境で、フェンスの向こう側の土地は竹藪になっています。

ベトナムでは、井戸を掘る時にアリ塚の直下を掘るといい水が出ると云われているそうです。

作物への散水に便利なように、今度もう一本井戸を掘らなければと考えていましたので、ここに掘ったらいいかもしれません。


拍手[0回]

種を植えている記事の写真をご覧になって気が付いた方がいらっしゃると思いますが、種会社から買ってきたトウモロコシの種を開けてみるとピンク色をしていたのでびっくりしてしまいました。

トウモロコシの種。自然の色とは思えない、ピンク色をしている。


インターネットで調べたところ、これはチウラムという殺菌剤で処理されているためで、殺菌効果と鳥などに対する忌避効果があるということです。チウラム自体は白いらしいのですが、処理済みということがわかるように、あえて目立つ色で着色しているのだそうです。

この種からできた作物を食べても人体に害はないということですが、パッケージには「薬品処理済みなので、種をそのまま食用にしないでください」との注意書きが赤字でしてありました。

薬漬けにされたものは好きではないですが、チウラム処理されてないタネはこの種会社では販売されていないということで、今回は水で洗ってから植えるということで我慢することにしました(水で洗ってもピンクの色は落ちませんでした)。

処理されていない種を手に入れようと思ったら、自分が収穫した作物から種を取るしかないのかもしれませんが、こんど他の種会社にも問い合わせてみることにします。

拍手[1回]

♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
農場管理者
性別:
非公開
自己紹介:
私自身も都会っ子ですので、農業は素人です。
Google Translator
ブログ内検索
カウンター
野菜today
サイトマスター
Copyright ©  僕の農場 ブログ  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  *Template by tsukika忍者ブログ [PR]